御船町で翼竜の新属新種「ニッポノプテルス」命名

御船町のウェブサイトによると、同町で発見された翼竜の化石が、詳細な研究の結果、新属・新種であることが判明し、「ニッポノプテルス・ミフネンシス」と命名されたとのことです。

参照元:御船町「【日本初】翼竜類の新属新種が命名されました(外部サイト)

この翼竜化石は、御船町に分布する後期白亜紀(約1億年~6600万年前)の地層である御船層群上部層から産出していたものだそうです。「アズダルコ科」というグループに属する翼竜ですが、今回発見された化石(体化石、特に頸椎骨)の特徴が、他の翼竜のものとは異なることから、これまでに知られていない新しい種類であることが分かった模様です。日本の古生物学における貴重な発見にご注目ください。

新属新種「ニッポノプテルス・ミフネンシス」について

  • 命名された名前: ニッポノプテルス・ミフネンシス
  • 発見場所: 熊本県上益城郡御船町(御船層群上部層)
  • 時代: 後期白亜紀
  • 分類: アズダルコ科
  • 新種判明の根拠: 他の翼竜の頸椎骨(首の骨)とは特徴が異なるため

今回の発見の意義

「ニッポノプテルス」は、日本国内で発見された体化石(骨など、体の部分の化石)に基づいて初めて命名された翼竜であるとのことです。これまでは、足跡などの生痕化石や、断片的な化石に基づいて日本国内の翼竜の存在が示されていましたが、体の骨格から新属新種として正式に命名されたのは今回が初めてだそうです。これは、日本の古生物学、特に翼竜研究において非常に重要な発見と言えるでしょう。

詳細については、必ず参照元(外部サイト)をご確認ください。

この古生物学の興味深い発見が必要な方とぜひ共有してください。

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